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子宮頸がんにはどのような人がなるの?

子宮頸がんは、性交渉の経験がある女性なら誰でもかかる可能性があります。子宮頸がん検診では、がんになる手前(前がん病変)で見つけることができます。しかし、子宮頸がん検診を受診しないと子宮頸がんにかかっていてもわからず、進行してしまう場合があります。

若年層に急増

子宮頸がん(上皮内がん含む)は、20代後半から罹患者が増え始めます。女性特有のがんの中で罹患率は乳がんに次いで第2位であり、上皮内がんを含めると、子宮頸がん患者の約38%は20~30代で、30~40代がピークとなっています。
そして、毎年国内で約10,000人が子宮頸がんに罹患し、毎年3,000人の女性が子宮頸がんで亡くなっています。

検診受診率の低さ

出典:OECD, OECD Health Data 2015
日本の受診率:国立がん研究センター がん情報サービス がん統計
4.がん検診受診率(国民基礎調査)

ハイリスクHPVが持続感染することで、子宮頸がんになる可能性が高くなります。
定期的に子宮頸がん検診を受けることで、がんになる前(前がん病変)の段階で発見することが可能です。しかし、残念なことに日本での子宮頸がん検診の受診率は、欧米に比べて低く、約43%にとどまっています。