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子宮頸がん検診の流れ

婦人科検診って、ちょっと行きづらい。でも、心配しないで。検診はそんなに痛くないしすぐにすみます。

検診の流れ

HPV検査、細胞診検査のいずれの場合も、検診の流れは同じです。
Step1:検診の予約
子宮頸がん検診は、産婦人科を標榜するクリニックや病院、健康診断を実施している健診センター等で受診できます。
お住いの市区町村、加入されている健康保険組合などにより受診できる施設が異なります。

市区町村が実施している子宮頸がん検診を受診する場合は市区町村のホームページやがん検診の案内などをご覧ください。

加入されている健康保険組合の子宮頸がん検診を受診される場合は、ご加入の健康保険組合ホームページもしくはお勤め先の人事部などへお問い合わせください。

女性医師を希望する場合や、費用、検診時の注意などは事前に確認することをお勧めします。
Step2:検診当日
検査項目は問診、視診、HPV検査もしくは細胞診、内診となります。
受付後、問診票を記入し、医師の診察を受けます。
その後、下着を脱ぎ、内診台に上がります。
子宮頸部の状態を目で見て確認し(視診)、やわらかいブラシなどで子宮頸部から細胞を採取します。痛みに個人差はありますが、痛みはないと言われています。採取は1分程度で終了します。
内診では腟内に指を入れ子宮の大きさや変形の有無などを確認します。

子宮頸がん検査の詳細は、子宮頸がん検診とワクチンの項目をご覧ください。
Step3:検診結果 検診結果はがん検診を受診した医療機関や自治体によって異なりますが、およそ1か月以内に郵送もしくは受診した医療機関に結果を聞きに行きます。

検診結果

HPV検査単独法
検診結果は3種類です。

1:精密検査不要
定期的な子宮頸がん検診を受診してください。ただし、何か普段と異なる症状(異常なおりものや出血)がありましたら、最寄りの産婦人科へご相談ください。

2:要追跡精検
HPVの感染は認めますが、細胞の異常所見が見当たりません。HPVの持続感染は子宮頸がんの大きなリスクです。翌年HPV検診を受診してください。

3:要確定精検
HPVに感染しており、細胞にも異常を認めます。しかしがん検診はスクリーニング検査であり、診断ではありません。精密検査実施機関でより詳しい検査を受けてください。
※要確定精検=がんではありません。

細胞診検査
検診結果は2種類です。

1:精密検査不要
定期的な子宮頸がん検診を受診してください。ただし、何か普段と異なる症状(異常なおりものや出血)がありましたら、最寄りの産婦人科へご相談ください。

2:要精密検査
細胞に異常を認めます。しかしがん検診はスクリーニング検査であり、診断ではありません。精密検査実施機関でより詳しい検査を受けてください。
※要精密検査=がんではありません。